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料理人が副業でお金を稼ぐまで

時間のない料理人が副業でお金を稼げるのか?その道のりを記録します

料理人を志す人が料理学校に通うことの「メリットとデメリット」

 

おはようございます!

 

どうもとしろろです。

 

 

俺は高校を卒業してから料理の専門学校に進学しました。

中学生の頃から料理に興味をもっていて、家でも母親の料理の手伝いをして満足してた子供です。

 

高校卒業後、料理の専門学校に行って学ぶか飲食店で働き始めるか、どちらか悩んでる人も多いと思います。

 

料理学校には大学や短大卒で入学してきたり、仕事を辞めて来たり、主婦の方がいたり、外国人がいたりと様々な境遇の人が集まっていました。

 

みんないろんな想いをもって通っています。

 

そんな料理学校。

プロの料理人でも行かなかった人も多くて

メリットがあるの?って思う人もいると思います。

 

そこで今回は料理の専門学校に通うメリット・デメリットを書いていきたいと思います!

 

 

 

 

料理の専門学校に通うメリット・デメリット

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メリット1:料理の基礎が学べる

 

料理の専門学校というだけあって毎日料理の勉強をします。

ほとんどの学校が卒業と同時に調理師免許が取れるのも特徴で、実技・学科ともかなり詰め込まれます。

 

俺がいたところは調理実習は週に3回。

あとは学科でした。

 

学科では栄養学や食品衛生学などの専門知識を学んだり、実技では和洋中すべての料理と製菓製パンの授業もあります。

 

二年制の学部では二年次により専門的な技術や知識を学ぶみたいですが俺は行ってないので割愛します。

 

実技に関しては基礎の基礎、という感じで包丁の握り方から始まります。

 

野菜のカットや魚のおろし方、肉の焼き方など広く浅くですが、ある程度はやれるので現場に出る前に習っておいて損はないという感じです。

 

 

 

 

 

メリット2:同じ志を持つ友達に出会える

 

飲食の世界では厳しいことや辛いこともあります。

そんなときに気軽に相談できる同業の友達が何人も出来るのはメリットだと思います。

 

年代も幅広くいろんな意見や話を聞けるので、いきなり社会に出るよりはそこで同志を作っておくのは今後長い飲食業の世界で戦う人にとって心強い存在になると思います。

 

 

 

 

 

メリット3:就職するときに先生の人脈を使える

 

この記事でも話しましたが⬇︎

cheflife.hatenablog.jp

 

先生は生徒の就職に対して積極的に協力してくれます。

ほとんどの先生は現場上がりなので、得意分野の業界に顔がきき生徒の進路にも良い影響を与えてくれます。

 

俺もフレンチ出身の先生に口を聞いてもらい、レストランに就職しました。

普通に就職活動をしていたら働けない店も実はあるのです。

 

 

 

 

 

メリット4:まだ学生でいられる

 

本気で料理をやりたいといっても高校卒業したてだとまだ19歳。

遊び盛りです!

就職すると本当に忙しいので遊ぶ暇なんかほとんどありません。

そんな状況になる前に、学生気分で遊び呆けられる期間が1年や2年長くなるのは若い人にとってはメリットでしょう。

 

大変な店に行くと朝から夜中まで週に6回働くこともあります。

若いうちに遊ぶことも社会勉強なので、その経験ができるなら学生という身分でしておいたほうがいいですね!

 

 

 

 

俺が感じたメリットはこんなところ。

続いてデメリットはこちら

 

 

 

 

 

デメリット1:料理の基礎しか学べない

 

これはメリットと表裏一体なんですが、学校では基礎しか学べません。

その基礎というのは現場では1日で学べることでもあります。

 

例えばステーキを焼く時の塩は1%というのが基本的な知識だと思いますが、学校では教えてくれません。

 

レシピがあり、材料が必要な分だけ用意されて実習が始まるからです。

基礎ってのは学ぶより体感して腑に落ちた瞬間に身につくものだと思うので、仕込みや営業に追われてる毎日で先輩から叩き込まれる方がはるかに早く身につきます。

 

 

 

 

 

デメリット2:やる気のないやつと絡まなきゃいけない

 

言っても学校なので、なんとなくで入学してきたやつもいます。

そういうやつは途中で辞めていきますが何人が卒業後料理の道へ進むでしょうか?

10年後料理をやってる人の割合は?

 

俺の周りだと1割程度しか未だに飲食業で働いてる人はいません。

 

受験すればほぼ100%受かるので、なんとなく入ってきた人は本気でやってる人の邪魔になります。

現場に入ればそうゆう人はいないので自分を成長させる環境としては良くないと言えます。

 

 

 

 

 

デメリット3:入学金が高い

 

料理の専門学校では調理実習があるので食材費が結構かかります。

たまに高級食材と言われるものも出てくるので必然的に入学金は高くなります。

俺の場合は一年制で約200万でした。

 

そこまで出して行く価値があるのか?

真剣に考えないといけません。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

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高校卒業後の進路としてだけでなく、人生の岐路として料理学校を選ぶ人もいると思います。

 

学校に通うにはメリットもあればデメリットもあるので、自分がなにに1番重きを置くかで判断してください。

 

 

俺個人として1番メリットとして感じた部分は友達が出来たことです。

同じ飲食業で働く仲間とも言えます。

 

幸い真面目なやつが多かったので今でも料理を続けてる友達は多いですし、自分の店をもってる人も数人います。

彼らとの出会いが俺がまだ飲食業を続ける原動力になっているかもしれません。

 

 

 

デメリットとしてはもっと早く現場に出てみたかったな〜ということです。

料理学校の1年は現場の3ヶ月とも言われています。

俺は3ヶ月どころじゃなく1ヶ月ぐらいだと思ってますが。

それぐらい現場では毎日学ぶことが多かったです。

 

 

学校からしたら生徒はお客さんなので親切に教えてくれるのは当たり前。

そこを勘違いして社会に出ると自分の無力さに愕然とします。

 

とくに大人になってから本気で料理の世界に入ろうとしてる方にはまず間違いなく料理学校は進めません。

 

 

上記のメリットに共感してくれた方はもちろん学校に進学したほうがいいと思いますが、基本的には現場のがしっかり学べますし、成長スピードも早いです。

 

 

なので結論

 

高校卒業後の進路としては料理学校はあり

大人になってから料理人を志す人には進めない

 

です!

 

 

メリット・デメリットを見極めて

悔いのない判断をしてください(^^)